キキのテーブルのブログ「4×6 -4つの目、6本の足-」

☆Cafe OREO 看板犬チップスター君の実例☆

ミニセッションでお世話になっている、とっても素敵な
カフエOREOさん。
今日ご紹介するのは、カフエで素晴らしい接客をしている
看板犬、チップスター君のアニマルコミュニケーション実例です。

 

オーナーのYさん姉妹と暮らすワンたちは、みな同じ
犬種(フレンチブルドック)の男子、名前は長男から順に、
オレオ君・リッツ君・チップスター君という、ナビスコ一家です。


長男のオレオ君(10歳)以外は、リッツ君(推定9歳)チップスター君(7歳)

も保護犬で、チップスター君はY家の家族になって、4年半の末っ子。

 

質問は、時々オレオ君を襲ってしまうことがある。
チップスター君だけ置いて出かけたことはないのに、外出する気配を察すると、

遠吠えをしてしまう。それらの理由が知りたいというものでした。

 

2つの質問を比べてみると、一見何の共通点もないようにみえます。
ところが話しをしてみると、根本の原因は一つでした。
そして問題の背景にあるチップスター君の感情も同じなのです。

ご紹介に入る前に、事前に聞いたチップスター君の経歴と、彼とコンタクト取って

感じた印象を記します。とくに今回は、チップスター君の悩みどころがはっきりしていたので、

写真を見た瞬間、話しかけられているような感覚で、
彼の印象が、私に流れてきました。

 

☆経歴
3歳の時、一般家庭から飼育放棄された。Yさんたちがお手伝いしている

愛護団体に保護され、最初は一時預かりでY家にやってきた。

その後正式に家族となり、今は看板犬として、職務に励んでいる。

 

☆チップスター君の印象
気持ちがとても優しい。 穏やかである。その半面、自分に自信がない。

Y家に来てから(とても大事にされているのだが)本当の意味で、自分の居場所や、

ポジションが築けていないと感じている。オレオ君のことがうらやましい。

オレオ君は、最初からY家の犬として愛され、店の店名にもなり、

自分の存在を否定されたことがない(なのに、自分は…)。
淋しさと悲しみを、ずっと胸に秘めている。

 

ここまで受け取ると、こちらの胸も重く淋しくなってきた。

私は、その淋しさと悲しみに、波長を合わせてみた。
すると、1人でケージのような物に入れられ過ごしている、チップスター君の姿が見えてきた。

どうやら、前の家だと感じる。若い家族、子供という言葉が浮かんでくる。
(セッション時に確認したところやはり若い家族で、お子さんに

アレルギーが出たことから隔離され、何年も一部屋で孤独に過ごしていたことがわかった)

 

チップスター君の気持ちの根底にあるのは、自分のどこがいけなかたったのだろう

という気持ちだ。

「大好きな家族だった、自分は家族の一員として一生懸命やってきた。

なのになぜ、一部屋に押し込められ独りぼっちにされ、

そして、いらない存在になってしまったのだろう」


幸せになった今も、その淋しさ、その淋しさからくる自信のなさを拭うことができず、

何かある度、胸の中にこの思いが湧き上がってくるのだ。

 

気がつくと、チップスター君がすぐそばに来ていた。
とても繊細な子なので、私の存在(エネルギー上で)を感じやってきたのだ。

人懐っこい顔の、丸く穏やかなで目で、私を見上げてきた。そうしながらも、

周りを気にして、キョロキョロしている。どうやら、オレオ君とリッツ君が来ないか気にしているようだ。

 

他の子たちには聞かれないと伝えたが、言いにくい話があるようで、

しばらく、決心がつかないといった風に、モジモジし出した。
「ママ達には上手く説明する。約束する」そう言うと、
顔がパッと明るくなった。

 

「オレオ君を襲っちゃう時があるでしょう…その時の気持ちを聞かせてくれる?」
「僕さ、これでも我慢に我慢を重ねてきたんだよ。オレオはずーっと

僕のことが気に入らないんだ(これはチップスター君の自己申告で、

オレオ君にも言い分がある)僕が女みたいだとか、意気地がないとか、

どうせ捨てられたんだ!とか…口で言うならまだマシさ。常に、

そういう気持ちがこもった目で、僕を見るんだよ」
「そうですか…ママにちゃんと伝えるし、解決策をみんなで考えよう。

では、出かける時の遠吠えも、同じような理由かな?」
「あのね、あの2人(オレオ&リッツ)リッツが子分で、オレオが兄貴分っていう関係なんだ。

そこに僕は入れてもらえないんだ。(入れてもらえないというのは、

チップスター君の自信のなさからくる自己申告で、実際は若干違うと感じる)出かける時は、

とくにそうだよ。ああ、お前も来るのか?って2人が僕を見るんだ」


チップスター君の遠吠えは、彼等に対する抵抗や抗議の意味がある。
「そうか、それは辛いね。ちゃんとママ達に、このことを知ってもらうよう、伝えるね。

で、今度から、出かける時の準備は、一番先にチップスター君から

始めてもらうっていうのは、どうかな。ハーネスつけて、真っ先に車に乗り込んで待っているの。

その時に、ママに一声かけてもらおう。今日もみんなで、お出かけするよーって!

そうしたら、お前も行くのか?なんて言えなくなるよね」


この提案をすると、チップスター君は大きな目を更に大きく見開いて喜んでくれた。

 

セッションのご報告をしている時、Yさんはとても真剣に聞いてくれ、思い当たることばかりだと言った。
思い当たることを、ともすれば飼い主さんは、自分たちの気のせいではないか?
どうぶつたちがここまで分かっているはずがない、私達の思い込みかも…

と言った風に片付けてしまうことが多い。

アニマルコミュニケーションの良さはやはり、そんな風に流してしまっていることを

あきらかにし、知るということにあるのです。
知ることによって、飼い主さんは腑に落ち納得し、犬たちを単に従わせるのではない解決方法を、

自ら積極的に、考え始めるからです。

犬たちを(もちろん他のどうぶつ達も)単に従わせないで物事を解決するのは、

ともすれば時間と忍耐が必要なことですが…どうぶつたちを家族の一員とする人にとって、

理解と絆を深める、最善で最強の方法である。

 

私は、そう信じています。

最後に、最もアニマルコミュニケーションらしいアドバイスを記して、

終わりたいと思います。

 

それは、チップスター君がオレオ君を襲ってしまうことに対する対処の仕方です。
誰が悪いとか言う叱り方は、しないでいただきたいと、まずお伝えしました。
全員を集めて、Yさんたちから、1頭1頭の役割をきちんと説明してあげる。

その時オレオ君に、こう言ってあげてほしい。
「オレオは家の長男で、お店の名前にもなっているすごい犬だから…

私たちはオレオのことを本当に頼りにしているよ。これからは、

もし他の犬の悪口を言う子がいたら、オレオがいさめてほしい。

顔や性格や生立ちのことを言うのは、男らしくないことだと、

長男のオレオが、みんなに態度で示してほしいんだ。オレオならやってくれるって、思っているよ!」

 

こう言われてしまうと、当の本犬としては、自ら悪口など言えなくなってしまう。

そのことを期待した、言霊です。

 

セッションから3か月経って、またOREOさんに6月17日、ミニセッションでお邪魔します。

 

淋しさや不安から少しでも解放された、チップスター君の晴れやかな顔が見れますように💖

 

OREOさんミニセッションご案内はこちらから
http://kikinotable.jugem.jp/?eid=540


 

 

  • 2017.05.02 Tuesday
  • 19:49